防犯カメラを設置しないままパーソナルジムを開業すると、トラブルが起きたときに「失敗した」と感じるかもしれません。ここでは、設置していないジムで起こりやすいトラブルと設置により得られるメリットなどを解説しています。
起こりやすいトラブルとして、トレーナーと利用者間のトラブルがあげられます。マンツーマン指導を基本とするパーソナルジムでは第三者の目が届きにくいため、防犯カメラを設置していないと利用者から何かしらの訴えを起こされたときに対処しにくくなってしまいます。
例えば、身に覚えのないセクハラを訴えられて、トラブルになってしまうなどが考えられるでしょう。
パーソナルジムには、高額な設備・器具が多数設置されています。これらが壊されたり盗まれたりすることも考えられます。監視の目が届きにくいパーソナルジムは、トレーナーや利用者の「出来心」を起こしやすいといえるでしょう。
防犯カメラがないことで、利用者のマナーが低下してしまうことも考えられます。誰にも見られていないと思わせてしまうからです。マナーが低下すると、目立ちにくい場所にゴミを捨てられるなどが起こりやすくなります。気づかない間に、パーソナルジムの環境が悪くなってしまうかもしれません。
防犯カメラを設置することで、トレーナーと利用者間のトラブルを防ぎやすくなります。トレーナー・利用者とも、録画されていることを前提に行動するようになるからです。トラブルの原因になる行動を抑止しやすくなります。
監視の目が行き届くため、設備や器具の破損・盗難も防ぎやすくなります。例えば、器具の乱暴な扱いを防げる、器具の持ち帰りを防げるなどが考えられるでしょう。
利用者のマナー向上も期待できます。防犯カメラがあると、第三者の目を意識するようになるからです。テーピングをその場に放置せずゴミ箱へ捨てるなど、利用者の行動が変わる可能性があります。
防犯カメラを設置するときは、利用者のプライバシーに配慮しなければなりません。具体的な取り組みとして、防犯カメラを設置していることを掲示する、プライバシーマスク機能を活用する(任意の場所を見えないようにする機能)などが考えられます。
防犯カメラを設置しても、設置方法や設定方法が悪いと十分に機能しません。運用前に実際の映像を確認して機能していることを確かめておく必要があります。死角がないことや逆光になっていないことなどを確認しておきましょう。
防犯カメラを設置しないままパーソナルジムを開業すると以上のトラブルが起こりやすくなります。これらを防ぎたい場合は、プライバシーなどに配慮しつつ防犯カメラを設置するとよいでしょう。
パーソナルジムの開業にあたり、機能や予算、アフターサポートなど、導入するマシンに求めたい要素はたくさんあるでしょう。
ここでは、パーソナルジム開業をする経営者のニーズに応えるおすすめの複合型マシン、特にスミスマシンのメーカーを3社取り上げています。
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